【岐阜で開業される方】開業届を出す前に考えるべき5つのこと
開業届を出す前にすること、考えることはありますか?
岐阜の税理士が、こんな質問にお答えします!
開業届を出す前に、しっかり準備しておくことでスムーズなスタートを切れます!今日は、開業届を出そうと思った時に、抑えておくポイントを5つご紹介します。(岐阜に関連する情報も織り交ぜながらご紹介します。)これら5つを丁寧に行うことで、事業のリスクを抑えつつ、効率的に事業を進められます。
1.事業計画を明確にする!そのためにも、トライアルしてみる!
まず、どんな事業を行うのかを具体的に決めましょう。
- ターゲットとなる顧客は誰か?
- 商品やサービスの強みは何か?
- 競合との差別化ポイントは?
- どのように収益を上げるのか?
これらを具体的にするためには、机上で考えることも大切ですが、お試しで副業から始めてみてもよいかもしれません。もっとハードルを下げて、無償(家族や知り合いのお手伝い程度)で始めてみるのも良いかもしれません。実際に、そのお仕事を対応してみて、思い描いてみたものと現実の差に気づくこともあります。また、人が求めていること(ニーズ)は、実際には別のところにあることに気づくかもしれません。価格が妥当なのかも、感想を聞けばおのずとわかるかと思います。
ポイント① 事業計画を明確にするために、積極的にトライアルしてみましょう!
2.資金計画を考え、運転資金を確保する!
1で考えた事業を本格的に実行するためには、資金が必要です。その資金計画を作成することが大切です。これは、融資の際に求められるものです。また、口座開設などでも求められることもあるぐらい、事業の重要な部分です。
- 初期費用(設備、商品仕入れ、広告費など)
- 毎月の固定費(家賃、光熱費、人件費など)
- 収益が安定するまでの運転資金の準備
こうした資金を自分で貯めていくことも必要ですが、私は、「ローコスト起業」をしていまして、初期費用は結構抑えました。リスクを減らしつつ、成功につなげるためには、取り入れてもよいでしょう。
また、補助金の検討もしてみると良いと思います。補助金は、受給できた時の金銭的なメリットに加えて、資料作成を通じて、自身の事業を見直す機会ともなります。
岐阜県では、先月、下記の募集がされていました。定期的に調べておくとよいです。https://www.pref.gifu.lg.jp/site/pressrelease/429949.html
ポイント② 事業計画の実行のためには、資金計画が大切です。費用を抑える「ローコスト起業」か、「補助金活用」も検討してみましょう!
3. 必要なコトを準備しよう!
こちらで詳しく解説しています。ご覧ください。
- 法的手続:許認可が必要な事業の場合は、書類を提出して、許認可を受けます。
- 財務管理:事業用の銀行口座を開設:個人の資金と事業資金を分けることで管理がしやすくなります。あわせて、クレジットカードやETCカードも専用で準備すると、経費管理が便利になります。
- 事業運営の準備:①事業のブランドとして屋号を設定します。 ②ウェブサイトやSNSを活用し、集客の準備をします。 ③事業を円滑に進めるために、業界の情報を収集したり、業務の知識やスキルを習得します。
- 社会保険・税務:①会社員から個人事業主になる場合、国民健康保険・国民年金等への加入手続が必要です。 ②帳簿を適切に管理し、自身の税務申告に備えます。
ポイント③ 開業時から、個人の事業と生活を明確に分けるように、工夫するとよいです。最初が肝心です。
4.必要なものを準備しよう。
こちらで詳しく解説しています。ご覧ください。
- 業務環境: ①ノートPC・デスクトップPCのいずれかを準備するとよいです。 ②プリンター・スキャナーは、書類を扱う業務では便利です。 ③Officeソフト、業務用ソフト、会計ソフト、請求ソフトなどを導入するとよいです。クラウド型ソフトは利便性が高くおすすめです。 ④WEB会議用のヘッドセット・カメラ、クラウドサービスを活用するとオンラインでの業務が円滑に行えます。 ⑤ネット通販アカウントを用意すると、業務に追われている時でも、必要な備品を簡単に購入できます。 ⑥メールアドレスは業務連絡の必須ツールです。固定電話は業種によっては不要ですが、信用性を高めるために導入する選択肢もあります。
- 販促ツール: ①名刺は、対面型の事業では必須です。 ②事業紹介のためにパンフレットを用意しておくとよいです。③事業の認知度を高めるため、ウェブサイトを用意しましょう。④ブログを開設し、情報発信するとよいです。将来の顧客との接点を増やせます ⑤事業の発信力を強化し、顧客と直接つながる手段としてSNSも活用できます。
ポイント④ クラウドソフトやオンラインツール、ウェブサイトなど、新しいものを積極的に活用しましょう!後発で事業を始めるときは、それが一つの武器となるはずです。
5.最後に、開業届や開業届に関連する書類を準備しましょう。
- 税務署: 開業届のほかに、開業時に提出する可能性があるものとして、「①所得税の青色申告承認申請書」、「②青色事業専従者給与に関する届出書」、「③所得税の棚卸資産の評価方法の届出書」、「④所得税の減価償却資産の償却方法の届出書」、「⑤給与支払事務所等の開設・移転・廃止届出書」などがあります。
- 都道府県税事務所:開業届と似たよう書式として、事業開始等申告書があります。
ポイント⑤ 開業時に、青色申告の書類は、必ずチェックしましょう。
以上、開業届を出す前にやるべきことを整理してみました。と言いながらも、実際には、何から始めたら・・・と思う方もいらっしゃるかと思います。本ブログを読んでいただいた岐阜県の個人事業主希望の方、わからないことがありましたら、ぜひお気軽にご相談ください。
